治療について

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歯周形成外科

Case7 : 歯ぐきがやせて下がってしまい歯が長く見えるのを治療したケース

歯ぐき(歯肉)が下がってしまい、差し歯(補綴物)とのつなぎ目に唇が当たって気になる、見た目が悪いので治して欲しいという理由で来院されました。歯の位置と顎の骨の位置関係が悪く、日常の歯磨きのによる刺激などでも歯ぐきが下がってしまったと予測されます。今回の治療方法は、ご自身の歯ぐきを薄くなってしまった歯ぐきの部分に移植する、結合組織を使った根面被覆術という治療法を選択しました。しかし、歯を削られている部分が多く本来この手術法の適応ではないのですが、患者の強い希望により、リスクは高いですがトライしたケースとなります。

治療の模式図 @上顎の裏側から歯ぐきの一部を採取
A採取した歯ぐきを目的の場所に挟み込む
B挟み込んだ歯ぐきを縫い合わせて固定する


正面から見た口中の写真 before
正面から見た口中の写真 after

水色矢印の部分が対象部位です。歯ぐきがやせてしまい、歯の長さが他と比べて突出してながくなっており、差し歯と歯茎の付け根の違和感、見た目の悪さを気にされています。歯ぐきが薄いため、歯ブラシなどの摩擦刺激でさらに歯ぐきがやせてしまう恐れがあるので、歯ブラシの毛先がやわらかいもので磨き、圧力がかかりすぎないように歯磨き指導します。それでも歯の長さの見た目は変わらないので、見た目を重視して、治療法に対するリスクを最小限にする場合、抜歯することも検討しましたが、患者自身が歯の保存、歯ぐきの移植手術を強く希望されたため、治療後の結果にリスクはありますが、このまま歯を保存して歯肉移植手術を選択されました。
緑色矢印が手術により再生された部分となります。ご自身の歯ぐきを移植することで、拒絶反応も少なく幸いな事に良好な結果を得ることができています。

注)この治療法は健康保険適応外(自由診療)となります。



治療期間:
約6ヶ月
費用:
歯ぐきの移植手術:12万円
リスク:
歯ぐきの移植手術は、移植片(採取した組織)が壊死するリスク、使用薬剤のアレルギーなどがあります。

治療費、期間、リスクはあくまで参考(目安)であり、患者個々の状態により異なる場合があります。結果を保証するものではございませんので、必ず主治医と相談してください。